2021-11

絵画

テオドール・ジェリコー メデューズ号の筏(いかだ) 

1816年 フランス海軍の軍艦メデューズ号がアフリカ西海岸のセネガル沖で座礁、多くの死者を出す事件が起きました。 船長と高級士官は救命ボートで助かりますが、147人の船員は、急ごしらえの筏(いかだ)に乗せられ見捨てられてしまいました。 ほと...
ピーテル・ブリューゲル

ピーテル・ブリューゲル 「農民の婚宴(結婚式) 」

農民画家とも呼ばれ、当時のフランドル地方(現在のベルギー、オランダ周辺)の人々の様子を描いたピーテル・ブリューゲル(父)が最晩年に描いた作品です。 農家の納屋で人々が結婚式を賑やかに行っている様子が描かれています。 人々のなかに花嫁は認識で...
絵画

ミュシャが描いた商品広告

ポスター画家、グラフィック・デザイナーとして有名なアルフォンス・ミュシャ。 当初、ミュシャは画家を目指し、クーエン=ベラシ伯爵という貴族からの経済支援のもと絵画の勉強をしていましたが、支援が打ち切られ、絵画の勉強を断念せざる得ませんでした。...
絵画

ルイ・ダヴィッド 「ナポレオンの戴冠式」

1804年12月2日、パリのノータル=ダム大聖堂でナポレオンの載冠式が行われました。 フランス革命後の混乱をおさめたナポレオンがフランス皇帝に即位する場面です。 同年、ナポレオンから同作品の制作を依頼されたルイ・ダヴィッドは、1808年に作...
絵画

風景画 コロー

長い間、風景画はフランスにおいて、あくまで宗教画や歴史画などの背景を飾る小道具として考えられていました。 ジャン=バティスト・カミーユ・コローは、現実の風景を土台としつつも、風景に想像上の人物を配した叙情的な作品を制作、風景画の地位向上に貢...