カッシナの戦い ミケランジェロ・ブオナローティ

絵画

ミケランジェロは、フィレンツェ共和国から政庁のヴェッキオ宮殿の大会議室の壁画作成を依頼されます。

先に、レオナルド・ダ・ヴィンチが壁画制作に取り掛かっており、その向かいの壁に壁画を作成する注文でした。

当時から巨匠とされたいた二人の共演に、当時のフィレンツェの人々にとっても大きな話題となったそうです。

しかし、二人の作品は未完におわってしまいました。

カッシナの戦い

フィレンツェ共和国からは、「フィレンツェ史上、重要な勝利の場面」を描く事を注文され、ミケランジェロは14世紀半ばのフィレンツェ共和国とピサ共和国の戦い「カッシナの戦い」を描く事にしました。

レオナルド・ダ・ヴィンチにも同様の注文がされていました。

また、先に壁画制作に取り掛かっていたレオナルド・ダ・ヴィンチが「アンギアーリの戦い」を題材に騎馬戦を中心に描いているのを知っていたことから、騎馬が出てくる戦いを避けたとも思われます。

カッシナの戦いは、休憩中で水浴びなどをしているフィレンツェ軍にピサ軍が攻撃を仕掛けるもので、ミケランジェロが得意な男性の裸体を多く登場させるおとが可能です。

カッシナの戦い」の下絵の模写

カッシナの戦い」は、壁画作成の前の下絵時点で、ミケランジェロがローマ教皇にローマに呼び戻されたため、未完となります。

下絵は多くの画家に模写されましたが、そのことによる消耗か紛失により現存していません。

五百人広間

ミケランジェロレオナルド・ダ・ヴィンチの両者が壁画制作を進めていたのは、当時のフィレンツェ共和国の政庁、ヴェッキオ宮殿内の五百人広場という会議室でした。

ヴェッキオ宮殿は現在もフィレンツェ市庁舎として使用されています。

ヴェッキオ宮殿

引用:Wikipedia

五百人広間

引用:Wikipedia

ミケランジェロレオナルド・ダ・ヴィンチがもし、壁画を完成させていたとすると、両者の作品が向かい合う形となりました。

残念ながら、実現しませんでしたが、レオナルド・ダ・ヴィンチの制作途中の作品が現存の壁の下に存在する可能性が高いことが推測されています。

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