農民の婚宴(結婚式) ブリューゲル

絵画

ピーテル・ブリューゲル(父)が最晩年に描いた作品です。

農家の納屋で人々がにぎやかに結婚式を行っていますが、花嫁は認識できるものの、花婿ははっきりと描かれていません。

ブリューゲルの死後、彼の子孫は5代つづけて画家となり、19世紀まで続いたことから、ブリューゲル(父)と表記されます。

花嫁は誰

当時の女性は、頭巾で髪の毛を覆っており、花嫁に限っては被り物をしないでよかったため、唯一、髪を下ろしている女性が花嫁とされています。

農民の婚宴(結婚式)
(1568年頃)

1568年頃
ピーテル・ブリューゲル
「農民の婚宴」
美術史美術館(オーストリア ウィーン)

花婿と運ばれる食べ物?

当時の結婚式では、花婿の役目の一つとして客を接待しなければならず、作品の中でお酒を注いでいる若者か、皿を配っている赤い帽子の男性が花婿ではないかとされています。

また、一番目立っている二人が運んでいる食べ物が何かは、よくわかっていませんが、その地方特有のブライというプリンの様なものか、ブレイというおかゆに甘みをつけた物ではと考えられています。

手前の子供が皿までなめています。当時は甘味が貴重だったこともあり、ご馳走が振舞われていたのが伺えます。

ブリューゲル本人?

右端で黒色の服を着て座っている男性は、村の領主とされていますが、紛争して農民の婚宴に参加したブリューゲル本人とも言われています。

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