絵画

モネとルノワールが並んで描いた「ラ・グルヌイエール」

印象派誕生のきっかけとなった2人の画家、モネとルノワールは、よく一緒に外に出掛け二人並んで作品制作しました。 二人は、パリ郊外のセーヌ川沿のリゾート地(ラ・グルヌイエール)に一緒に出かけ、キャンパスを並べて描いた作品が ラ・グルヌイエール ...
絵画

ラファエル前派 オフィーリア

シェイクスピアの「ハムレット」に登場するオフィーリアを描いた、19世紀のイギリスの画家ミレイの作品です。 オフィーリアは、恋人のハムレットに冷たくされた挙句、父親を殺されたことで正気を失い、最後には溺死してしまう悲劇のヒロインです。 ジョン...
絵画

首の長い聖母 パルミジャニーノ

聖母マリアの首が長く描かれている事から「首の長い聖母」と呼ばれている作品です。 首だけではなく、体も引き延ばされて不自然なプロポーションで描かれています。 マニエリスムの代表的作品とされています。 (adsbygoogle = window...
絵画

シバの女王の乗船 クロード・ロラン

風景画は、絵画のジャンルのなかでも一番低く位置付けられていましたが、17世紀以降になると風景画と歴史画を両立させたような作品が登場しました。 このジャンルは、「理想的風景画」と呼ばれ、クロード・ロランにより完成され、風景画流行のきっかけとな...
絵画

テオドール・ジェリコー 「メデューズ号の筏(いかだ)」

1816年 フランス海軍の軍艦メデューズ号がアフリカ西海岸のセネガル沖で座礁、多くの死者を出す事件が起きました。 船長と高級士官は救命ボートで助かりますが、147人の船員は、急ごしらえの筏(いかだ)に乗せられ見捨てられてしまいました。 ほと...
ピーテル・ブリューゲル

ピーテル・ブリューゲル 「農民の婚宴(結婚式) 」

農民画家とも呼ばれ、当時のフランドル地方(現在のベルギー、オランダ周辺)の人々の様子を描いたピーテル・ブリューゲル(父)が最晩年に描いた作品です。 農家の納屋で人々が結婚式を賑やかに行っている様子が描かれています。 人々のなかに花嫁は認識で...
絵画

ミュシャが描いた商品広告

ポスター画家、グラフィック・デザイナーとして有名なアルフォンス・ミュシャ。 当初、ミュシャは画家を目指し、クーエン=ベラシ伯爵という貴族からの経済支援のもと絵画の勉強をしていましたが、支援が打ち切られ、絵画の勉強を断念せざる得ませんでした。...
絵画

ルイ・ダヴィッド 「ナポレオンの戴冠式」

1804年12月2日、パリのノータル=ダム大聖堂でナポレオンの載冠式が行われました。 フランス革命後の混乱をおさめたナポレオンがフランス皇帝に即位する場面です。 同年、ナポレオンから同作品の制作を依頼されたルイ・ダヴィッドは、1808年に作...
絵画

風景画 コロー

長い間、風景画はフランスにおいて、あくまで宗教画や歴史画などの背景を飾る小道具として考えられていました。 ジャン=バティスト・カミーユ・コローは、現実の風景を土台としつつも、風景に想像上の人物を配した叙情的な作品を制作、風景画の地位向上に貢...
ティツィアーノ・ヴェチェッリオ

ティツィアーノ 「ウルビーノのヴィーナス」

後の西欧絵画の女性ヌード像の手本となったと言われる「ウルビーノのヴィーナス」。 ルネサンス期のヴェネチア派の巨匠ティツィアーノ・ヴェチェッリオが描いた、裸体画です。 当時は、女性の裸体を描く場合、その女性は、実際に存在する女性ではあってはな...